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【生命環境系】

上田 純一
研究分野:植物生理学,生理活性物質科学
新規植物生理活性物質の探索や植物ホルモン類やジャスモン酸類をはじめとする植物生理活性物質の作用機構の解析を通して、植物の生理現象(特に、成長・発達、形態・形成)と環境との関わりを研究している。近年、宇宙環境、特に微小重力環境に着目し、地上での疑似微小重力実験、実際の宇宙実験を通して植物の成長、発達と重力 との関係について研究を行っている
宮本 健助
研究分野:植物生理学
光、重力、水分などの環境刺激に対する植物の反応機構について、環境情報の受容とこれに対する反応を結ぶエフェクター系として重要な機能を果たしている植物ホルモン類の作用機構の観点からの解析を行っている。また、植物の成長制御機構について、細胞壁物性や浸透調節の側面からの研究を展開している。
谷田 一三
研究分野:生態学
日本列島と大陸あるいは南方の諸島との水生昆虫の種類組成、多様性の比較を行うとともに、近縁種の生態の比較研究を行うなかで、東アジア地域のの水生昆虫相などの淡水動物相の成立過程と、多様性の創出機構を明らかにする。
副島 顕子
研究分野:系統・分類学
現在、陸上植物についての生物地理学的な研究を分子系統学的手法を用いて行なっている。
西野 貴子
研究分野:系統・分類学
陸上高等植物を中心に系統分類、進化学の研究を実施している。
加藤 幹男
研究分野:分子生物学
DNA立体構造の解析を基盤として、真核生物・原核生物の各系における、遺伝子発現の時期および発現量を制御する仕組みや、遺伝情報を保持する染色体の分子構築の解析を行っている。特に、特徴的な塩基配列領域におけるDNA立体構造の多様性に注目し、細胞核内へのDNAの規則的収納における役割や、遺伝子発現時のクロマチン構造変化におよぼす効果の解析をすすめている。
居原 秀
研究分野:分子生物学
細胞内情報伝達機構に関する研究を中心に行っている。特に多機能分子である一酸化窒素の生体内での機能を明らかにすることを目的とし、その合成酵素の分子多様性、一酸化窒素の標的分子について解析している。
蒲生 寿美子
研究分野:神経科学、遺伝学、生化学
中枢神経系の主な作用である「意識と反射」に関係する遺伝子の構造とその機能を研究している。モデル動物としてショウジョウバエを用いて、いろいろな行動異常を起こす突然変異から遺伝子を分離して解析している。また、これらの遺伝子を、人体に有害な殺虫剤などの代替えとして使用するための基礎実験も企画している。
田中 良晴
研究分野:神経科学、分子遺伝学
  1. ショウジョウバエのナトリウムチャネルをコードするpara座の突然変異体は高温麻痺、エーテル麻酔高感受性など多様な行動表現型を示す。また同じ変異系統の成虫と幼虫で表現型が違うことがある。para座遺伝子の構造及びmRNA転写産物の解析と電気生理学手法により、このような行動の多様性の原因を探る。
  2. マイクロ波の生体に対する影響について有害性を認めるものや特に有害性は無いとする報告が錯綜している。ショウジョウバエをモデル動物として、携帯電話から発するマイクロ波の生体に対する影響評価の研究を行なっている。
角田 茂
研究分野:神経病理学
脳腫瘍および放射線誘発アポトーシスに関する細胞生物学的・分子生物学的研究を行っている。
浅田 博
研究分野:神経科学、生理心理学
ヒトの認知、注意や意識に関与する脳内活動源や脳内処理過程を明らかにすることを目指し、ヒトを対象として脳から発生する脳電位、脳磁場あるいは付随する生理反応等の計測解析を行っている。
清水 教永
研究分野:環境衛生学、行動生理学、東洋医学
最近では、呼吸循環系からみた生体の環境適応機構に関する研究や脳波の自己制御に関する研究を行っている。また、中国医学の推拿療法の臨床応用に関する研究や水の低分子化と生体への影響についても取り組んでいる。
真来 省二
研究分野:運動生理学
(1) 小児・児童期の健康管理(体力学的立場からの環境適応や健康管理)、(2) ストレスマネージメントに関する臨床応用的研究(内在するストレスを生理反応という方法により客観化し、環境不適応ストレスについて明らかにする)、(3) 成長発育発達過程にある小児期に発病した小児糖尿病児の身体適応能に関する研究を行っている。
濱口 雅行
研究分野:健康科学
人の健康というものを精神生理学の立場から考える。それは、健康の保持・増進を目的として、その外的環境と内的環境との関係を中国哲学における「気」の探求から明らかにしたい。
松浦 義昌
研究分野:健康増進学、身体適応学、健康科学
身体障害者の健康問題について、研究を行っている。また、中医学の三大医療の一つである推拿療法の生理心理的な効果について研究を行っている。
坪内 伸司
研究分野:運動生理学、健康科学
呼吸循環機能系からみた身体適応機構に関する研究を行っている。「人の健康と環境」に関し運動生理学を中心に考えている。
吉井 泉
研究分野:視覚情報学、健康心理学
乳幼児から高齢者までを対象とし、日常生活行動と人の視覚的諸機能の関係及びその適応について研究を行っている。
三宅 孝昭
研究分野:健康科学、発育発達学
幼児の身体の適応能に対し、生活環境がどのような影響を及ぼしているのかについて健康科学的立場から分析を行っている。

【地球環境系】

前川 寛和
研究分野:地球科学(岩石学、地球変動学)
プレート沈み込み帯で形成される高圧変成帯に注目し、沈み込み帯で発生する地学現象全般の解明をめざしている。具体的には、現在活動的な沈み込み帯である伊豆−小笠原海溝、マリアナ海溝、中米海溝の海洋調査、回収された岩石類の解析、過去の沈み込み帯である陸上の高圧変成帯(三波川変成帯、神居古潭帯、アメリカ西海岸やニュージーランドの変成帯)の野外調査および岩石学的、構造地質学的研究を行っている。
石井 和彦
研究分野:構造地質学
堅い岩石も地球内部の高温状態では長い時間をかけてゆっくりと流動している。一方、地下浅部では岩石は流動できずに破壊するために地震が発生する。このような岩石の変形過程はその組織(岩石を構成する粒子の形態や配列など)に記録されており、それを解読することによって過去および現在の地球内部の動きを調べることができる。おもに日本列島に分布する変成岩・断層岩を対象にして研究している。
伊藤 康人
研究分野:地球科学
岩石の残留磁化測定などの手法によってプレート収束運動に関連して生じる固体地球表層の変形を記載し、変動帯の発達過程を明らかにすることを目指す。人工地震探査やボーリング調査を組み合せて地下深部の構造を解明し、活断層評価などに役立てたい。
岡本 健二
研究分野:地球科学
20年以上前からNASAが惑星探査を実施しているが、これらのデータを使えば、地球以外の惑星を地球の場合と似た方法で研究出来る。現在その研究を行っている。
小川 英夫
研究分野:電波天文学、超高層物理学
天体からの電波、なかでも星間分子線スペクトルを観測するミリ波電波望遠鏡を早期に建設したい。当面は他研究機関の電波望遠鏡を使用した観測を進めると同時に、ミリ波観測法の開発を行なう。さらに、電波天文学的手法を用いて、現在減少が問題となっている大気中のオゾンの観測を行ない、オゾンのトレンド(動向)を調べる
米倉 覚則
研究分野:天文学
国内外の望遠鏡を用いて、星の誕生する現場である星間分子雲や生まれたばかりの星の観測を行ない、星の誕生メカニズムの解明を目指した研究を行なっている。特に星の質量はどのようにして決まるかという点に着目している。現在、国立天文台野辺山観測所内に独自の望遠鏡を設置中である。
辻 克彦
研究分野:流体工学、建築環境・設備
屋内の空気質を制御するための換気に関する研究を行っている。特に専門としているのは労働環境を改善する目的での換気である。しかし、乱れが制限された流れを換気に用いることがあり、このような流れの解析を行うため、現在、これまでとは異なった乱流モデルの適用を考えている。
福原 驍
研究分野:流体工学、計測・制御工学、建築環境・設備
室内環境、特に高い清浄度の要求されるクリーンルームなどの作業環境を制御・調整するための換気のメカニズムを解明することを研究テーマとしている。さらに、空気の流れを取り扱うことになるので、三次元・非定常の空気流を可視化するための最適な手法についても検討している。
辻野 文三
研究分野:環境影響評価、環境保全、材料加工・処理
主に「環境システム」を研究対象としている。具体的には、次の研究を遂行中である。(1) 酸性雨センサーの開発並びに被害構造物のモニタリングについて (2) ごみ焼却炉発電について (3) 屋上緑化について
中田 勇
研究分野:プラズマ物理学
宇宙の99.9%はプラズマでできていると言われている。これまでに、宇宙現象の解明にはプラズマ物理学が重要な役割を果たしてきた。プラズマ中の波動伝搬を調べることによりプラズマに関する情報を得ることができる。